Architecture · 建築 · 2026.02
深夜の静寂に包まれた古刹。月明かりだけを受けて立つ伽藍の影が、千年の時を超えて語りかける。
この作品は、京都郊外の古刹で撮影された夜の伽藍シルエットです。深夜二時、すべての観光客が去り、参拝者も帰った後——寺院は本当の顔を見せます。
千年以上の歴史を持つ木造建築が、月明かりと星空を背景に、黒いシルエットとして浮かび上がる瞬間。それは建物の美しさではなく、「不在の美」とでも言うべきものを感じさせます。
フィルムカメラで長時間露光した本作は、デジタルでは再現できない粒子の質感と、深い黒の階調を持ちます。空の紫色は、東の空が薄明るくなり始める直前の、数分間だけ存在する色です。
鈴木光夫氏がNocturnal Horizon Pulseのために撮り下ろした、ギャラリー専用作品。全世界50部限定のファインアートプリントです。
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